H28_11_15 第16回都道府県議会議員研究交流大会に出席して参りました

  • 2016
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第16回都道府県議会議員研究交流大会に出席して参りました。

この会は、11月15日(火)東京・都市センターホテルにおいて、第16回都道府県議会議員研究交流大会を約480名の都道府県議会議員が参加して開催されたものです。
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本大会のコンセプトは、「都道府県議会議員が一堂に会し、共通する政策課題等についての情報や意見の交換を行うとともに、大会参加を通じて議員間の一層の連携を深め、もって地方分権の時代に即応した議会機能の充実と活力に満ちた地域づくりに資すること」を目的に、平成13年度から、総務省の後援のもと開催しているものです。

大会では、野川政文 会長が主催者を代表してあいさつを述べた後、講演を聴取するとともに、5つの分科会に分かれ意見交換を行いました。
私は第1分科会に入れていただき、議論に参加させていただきました。

講演及び私が参加した分科会の概要は次のとおりです(敬称略)。

<講演>「地方議会人の挑戦ー変化する首長と議会改革の成果」
 講師 中邨(なかむら)章 先生
 明治大学名誉教授・自治大学校特任教授・政策研究大学院大学客員教授

<第1分科会>「議会の透明性の確保」
 議会基本条例による議会運営の可視化、審議過程の公開や情報発信などの取組みを踏まえ、議会や議員活動の更なる透明性向上のための課題や説明責任について考える。
 コーディネーター  駒林 良則 立命館大学法学部教授
 パネリスト     岩丸 正史 徳島県議会議員
           笹川  理 大阪府議会議員

ここからは、私の感想を交えます。
一言で申し上げると、していた期待より残念な分科会となってしまいました。
「議会の透明性の確保」というテーマにとても強く関心を持ち、エントリーさせて頂いたのですが、コーディネーターやパネリストも一生懸命自身の取組や成果を発表されるのですが・・・意見交換になると「兵庫県議会の号泣議員や富山市議たちの不正使用」・・・そうです。冒頭から半分くらいの時間は政務活動費にばかり目がいっていたようでした。

議会の透明性は「あたかも定数を減らし報酬を下げること」ばかりが走っていたような内容でした。「透明化」「透明性」「議会の改革!」「改革!」

議会の「改革」って一体何をさすのでしょうか。
議員の歳費を減らすこと?議員の定数を減らすこと?透明化透明化と興味すら無い方にもこれが議会だと見せつけることなのでしょうかね。
もとより、信頼されず、好かれず、なにかあればやり玉に挙げられるのが議員(と議会)だと覚悟しておりました。

もとより、議会や議員というものは、有権者の方に信頼されたり好かれたりすることが本当に難しいのです。難しいというより無理ではないかとも思います。

そうであれば、議会(議員)の最大の仕事である行政のチェック機能や条例の提案など、また地域住民の方に寄り添い吸いあげた悲鳴をどう解決するかに心血を注ぐべきです。

それを議論せずして、「皆さんの自治体では○○について政務活動費は充当できていますか?うちは今年から出来なくなりました」のような話が前段続きもう辟易しておりました。

あの大阪府議会であっても、橋本知事時代に定数を2割以上減らし、歳費(議員報酬)を3割もカットしましたが、大阪府民の皆さんは「大したものだ!これで信頼できる。心強い!とでも思われているのでしょうか?(財政の危機に対しての取組であることは承知しております)

その大阪府議会の改革をもって・・・、大阪府の議会は信頼を取り戻し、誰にも好かれ、さすがは議員(議会)だと一層高く評価され、投票率も爆発的に向上し、立候補者数も格段に増えたのでしょうか。

私は、空知に住む議員として議員定数を(これ以上)減らすことも、歳費を(これ以上)減らすことにも反対の立場です。

空知の自治体の中には、市でありながらその市議会の定数は9名、歳費は額面18万円という自治体があります。(事実ですから名前を出すことも可能ですが、ここは遠慮させて下さい)
市ではなく町議会であればあたりまえの数字になりつつあります。

9人の議員で議会が運営できるのですか?また、額面18万円(ここから税金他天引きされることになります)の報酬で一体どなたが出来るというのか、兼職もしくは家庭で主婦をされている方に制限されてしまいます。

減らせば改革という時代ではないと思います。
透明化についても、もとより議会は公開であり、インターネット配信など完全に公開されております。他の議員が申しておりましたが、「まったく興味も関心もない方にこれが議会だ!と見せつけることに意味があるのか?」という言葉が、会場に響き結構な説得力を与えてしまいました。

重ねて申し上げますが、議会の改革とは議員の質をどこまでも上げていくこと、地域住民の方に寄り添い吸いあげた悲鳴をどう解決するかに心血を注ぐなかで議会は改革され透明化も進むものと確信します。

自身としては反省することも少なからずあった会合で、反面教師の意味も込めてよい記別を与えられた有意義な会合となりました。