H28_8_12 白老のアイヌ民族博物館を視察しました

  • 2016
    08/13

H28_8_12 白老のポロトコタンとアイヌ民族博物館を視察しました。

皆さん、イランカラプテ(アイヌ語であいさつのことば。「あなたの心にそっと触れさせてください」という意味)。

北海道では、国の「アイヌ政策のあり方に関する有識者懇談会」報告書(平成21年7月)で、今後のアイヌ政策の「扇の要」となる政策として提言され、2020年に「民族共生の象徴となる空間」(象徴空間)が開設されることになりました。

この象徴空間は、先住民族であるアイヌの尊厳を尊重し、アイヌ文化が直面している課題に対応しつつ、我が国が将来へ向け、多様で豊かな文化や異なる民族との共生を尊重する社会を形成するためのシンボルとなるものです。

象徴空間は、北海道白老町のポロト湖畔に整備されることになり、私たち公明党北海道議会議員団で拝見することになりました。

(以下は、アイヌミュージアムのHPの記事と写真も一部引用しながらご紹介します)

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(ポロト湖畔風景)
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(コタンコロクル(むらおさ)の像)
コタンコロクルとは、アイヌ語で「村長(むらおさ)」の意味。かつてのアイヌ社会のリーダーは「支配者」ではなく、祭主や調停などにあたる精神的なリーダーでした。
ポロトコタンの入口に建てられたこの像は、高さ16m。右手に持つイナウ(御幣)で、訪れる人の旅の安全と幸福をお祈りしています。
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ポロトコタンと博物館で野本館長から直接ご説明を頂きます。
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アイヌ古式舞踊(お話と踊り)
茅葺(かやぶき)のチセ(家)の中で、国の重要無形民俗文化財に指定されているアイヌ古式舞踊の中から、アイヌの楽器ムックリ(口琴)やトンコリ(五弦琴)、イオマンテリムセ(熊の霊送りの踊り)など数曲を披露して頂きました。鶴の舞という踊りは、確かに素晴らしいのですが踊られる二人がずっと羽ばたき続けるさまを見て「大変そうだな」の印象の方が強く、心休まりませんでした(笑)。
チセの天井をご覧ください。
サッチェプ(干し鮭)がたくさんあります。
鮭はアイヌの最も重要な食料のひとつでした。秋に川を遡上した鮭は冬の間寒干しにしたあと、いろりの煙にあてて薫製にします。半年を雪に閉ざされる北国の大切な保存食でした。
家の中で燻製を作るわけですから天井は真っ黒です。
しかしこの油のおかげで雨水が漏れてこないとのこと。一石二鳥ですね。
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(地元白老町の戸田町長と北海道幹部を交えての意見交換)
私の方からは、『くれぐれもアイヌ協会や団体の方とよく話し合いをされて、「こんなはずではなかった」「これは私たちアイヌの魂のこもったものではない」とならないように丁寧に進めてもらいたい』と発言しました。
道幹部からは、『国や道で進めるときは必ず協会や団体の責任者には入ってもらっているが、確かに指摘のとおりにしていかねばならない』とありました。
地元の白老町議さんからは『一人一人の声まで耳を傾けていくことは難しいが、それでも必ずやっていかねばならない』と関連のアドバイスがありました。

野本館長様はじめ、皆さんに現状と課題、そしてこれからの在り方について教えて頂き、より認識を深めることができました。
御礼申し上げ、これからもしっかりと応援させて頂くことをお約束申し上げる次第です。

イヤイライケレ(ありがとう)。