H28_4_21 熊本・大分を中心とする震災にお見舞い申し上げます

  • 2016
    04/21

熊本・大分を中心とする震災にお見舞い申し上げます。
二度も震度7の揺れが発生、震度4以上の揺れが60回を超えているとのことです。
何度もお話ししておりますが、私は阪神大震災の被災者として気が気でありません。
この度の震災で残念ながらお亡くなりになった方々に対し、衷心よりお悔やみ申し上げます。
また、被災され、避難を余儀なくされている方々に謹んでお見舞い申し上げます。

(私の本意をお汲み頂きたいのですが…。)
私の経験として、組織化されていれば話は変わりますが、こういう時期に(いわゆる素人の方が)現場に善意を持ち込むことは控え、歯がゆいながらも眺めている状態です。
もっと言えば、被災地の役場やボランティアセンターに安易に電話や電子メールで問い合わせることも、できる限り控えるべきと申し上げたいです。

大規模災害の場合、寸断された交通網や、地元の役所の方々の動きは掌握しにくい状態です。被災者からの「救援要請」などの問い合わせの電話がかかりにくくなる恐れもあり、メールも回答するのに時間や手間がかかることから、かえって迷惑になります。
しかもそのうえ、地元での経済活動をいつもどおりにされている方もたくさんいらっしゃいます。商店などは補給が難しい状態で、ガソリンスタンド、コンビニなども営業がなかなかできない状況です。
支援と称し、遠方からプロでない個人や団体がバラバラに大挙して現地に入ることは、ただでさえこの大変な時に受け入れ側の負担を増やし、なおかつさらなる渋滞と混乱を生みます。当然余震も続き危険な状態にあるうえ、国道、県道、高速、空港、新幹線が止まり、当然陸の孤島のような状況です。間違って、救援物資を頂かなくてはならないような事態に陥ってしまえば、本末転倒となってしまいます。
また、残念ながら、火事場泥棒や性犯罪も多発する可能性もあり、治安も「いつも通りの場所ではない」こと・ところが多いのです。犯罪に巻き込まれたり、まかり間違えば犯罪者扱いされたり疑われたりすることもあるかもしれません。そのくらい被災者の方は神経質になっている状況であることを理解しなくてはなりません。
そしてそれは、(重なりますが)被災地の経済活動にも大きな影響を及ぼします。
その様な時・所へ「素人の覚悟なき善意が『のこのこ』と入り込むことで奪われる有限のリソースがあまりにも無駄でありもったいないことであり、結果的に復興の足を引っ張りかねないことになると思われてならないからです。

・被災地へ立ち入ることが本当に有益なのか考えてください。
・ふるさと納税などの活用で、応援することはできないか。
・被災地に思いを馳せながら、東日本大震災の被災地に応援に行くことはできないか。

九州の被災地は、いま、プロフェッショナルの皆さんが命がけでご尽力を頂いております。それを我々はそれぞれの地元から応援し、「あとは皆さんの善意で助けてほしい」との意思表示が出てから遠慮なく思いのたけを持って現地を応援するべきだと思います。

そのうえで、現場の政治家は現地に足を運び被災者の皆様に耳を傾け、その声を実現させてほしいです。
今回も、避難先の学校に仮設トイレがずらりと並んでおりました。私は21年前の神戸の地震の時に水が流れず校舎内のトイレが大変なことになったとき、それをスコップで汲み取り海に捨て(緊急的な避難としてお許し頂きたい)、そして仮設トイレの一日ですぐにいっぱいになる汚物を土嚢袋に入れてリヤカーに積み海に捨てておりました。
大変なにおいが服や身につきましたが、誇り高き姿だったと自分で納得しております。

改めて申し上げますが、私たちが応援できる時が来るまで冷静に被災者の皆さんの一刻も早い安寧の復活を祈りながら、応援できる時が来たら遠慮なく応援しましょう。
ちなみに、東日本大震災の被災地は観光で来てくださいと言われております。
次は熊本・大分に行きますからね!と心で叫び、東日本の応援も宜しくお願い致します。

重ねて、被災者の皆さんに心よりお見舞い申し上げます。