暑い日がつづいておりますが・・・3


7月23日に、北海道顧問の増田寛也先生を招いてのシンポジウムに出席致しました。
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なかでも人口減少のシステムが大変興味深く、出生率と出生人口の減少が織りなす減少速度の説明が残酷なほど北海道に当てはまり、少々気が重くなりました。
しかしながら、私がいつも持論として展開させて頂いている
1 石狩地域の飽和人口の受け皿
2 食エネルギー(米や畑作をはじめとする)の充実
3 熱エネルギー(石炭)の充実
している空知に怖いものはない!と小さな声で反論している自分がおりました。
たしかに限界集落化していくことは全力で防がねばなりませんが、人口の適正配置などできる術もありません。魅力のあるところに人は集まることを行政や他の力で変えることはかなり厳しいでしょう。

空知単位で考えるのでは無く北海道という単位で考えると、必ず世界人口は爆発的に増大する食糧を確保するために絶対に必要な北海道であります。

一番大切なことは、
○人口が減ることが恐ろしいことではなく、マチに住む皆さんの元気がなくなることが恐ろしいこと。
○どこまでもあきらめずに取り組み続けていくこと。

が大事なのだと、自らで結論つけました。
これからもアドバイス宜しくお願い致します。

暑い日がつづいておりますが・・・2


7月9日に恵庭市の蛍光灯光源による食物栽培工場を視察しました。
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ほぼ無菌状態で、栄養価の高い水と蛍光灯の光源のみで栽培される野菜は、想像に反してより柔らかく食味のあるものになるそうです。
この施設は工場設備内でしたが、空知の廃校となった小学校などの設備を利用して太陽光パネル→LEDランプを活用した食物栽培工場等に活用できないかという大きなアドバイスを頂いた施設でした。

翌日は名寄市立総合病院を視察。
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この屋上のヘリポートに立ったのが次の写真です。
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広い道内で何が起こるか分からないこのときに、ドクターヘリの拡充は欠かせない政策であります。
ドクターヘリとは、救命救急の資機材を装備したヘリコプターに、救急医療の専門医(フライトドクター)と看護師(フライトナース)が同乗して救急現場へ向かい、現場から医療機関に搬送するまでの間、救急患者に救命医療を行うことができる、救急医療専用のヘリコプターのことです。
 ドクターヘリは消防から要請を受けて出動します。道北は基地病院『旭川赤十字病院』の屋上ヘリポートからフライトドクター・ナースを乗せて、要請から3分以内に離陸して救急現場へ向かいます。その機動性と迅速性から「空飛ぶ救急治療室」、「究極の救急医療のデリバリーシステム」と呼ばれています。
 私の住む芦別市も、広域消防化されたおりに札幌からドクターヘリが飛ぶことになったのですが、地域的な事情からこれまでどおり旭川の基地病院から飛んで頂いた方が20分近く短縮できること、また地元の皆さんの熱心な誘致活動のおかげで、芦別市は旭川からドクターヘリが来ることにさせて頂いた経緯があります。
ちなみに笑い話ですが、このヘリポートの積載重量は7tまでなのですが、同僚議員が「荒当さん70人分かぁ」とつぶやいた声は聞き逃すことができませんでした(笑)。

17日は北海道戦没者追悼式典に参加。
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毎年参加させて頂いておりますが、年々参加者のご遺族の皆様の高年齢化。出席者数の減少が見て取ることができます。戦争の悲惨さを語り継ぐことは当然のこととして、今いらっしゃるご遺族の方々にもっと語って欲しい、その思いを私達に引き継がせて欲しい気持ちで一杯です。
私事ですが、7月の中旬に父を亡くしました。高校を出てから故郷を離れましたので、実はそんなに沢山の回数父を見ておりません(年に1度くらいですから)。その父親とも重なってご遺族の方から今この瞬間にも戦争の体験を引き継いでおかねばならないと痛感しております。
また、我が国の礎となられた皆様には心よりご冥福を祈り、21世紀に日本国に住む国民の一人として心より感謝申し上げる次第であります。

7月19日は芦別健夏山笠でした。
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先にも申したとおり、父親を亡くした私は所属する栄流の総代から休暇命令(という命令はありませんが)を頂戴し、今年も山をかくことができませんでした。だからなのでしょうか?今年も栄流が一番時計(優勝)でした。これはしばらく言われそうですね。「オマエがかかないと山は速い」と(笑)。

さて、このショッキングな写真は21日の南空知の地域で遭遇した火災現場です。消防の方が到着された瞬間でまだ消火活動に至っておりません。道路も渋滞で、実は現場の前を通り抜けなくてはなりませんから、少々危険を感じて他の道へ迂回したところでした。
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しばらくは空知地方も乾燥が予想されます。
火の元の始末にはくれぐれも気をつけられて「火の用心」につとめられてください。
ちなみに、地元市議にすぐに連絡し、後から伺った情報ではけが人はいらっしゃらなかったということで、火災という悲劇の中でもほっと一安心でした。

暑い日がつづいておりますが・・・1


暑い日がつづいておりますが、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか?

夏本番を迎えて、連日好天の中にありますが、本州と違って朝晩は涼しくて過ごしやすいですね。予想では冷夏と伺っておりましたが、気象予報に反して暑い夏となりました。しばらく強い日差しばかりで畑も乾いておりましたが、この2~3日の恵みの雨で農作物は元気いっぱいです。

さて、北海道議会も第2回定例会が終了して、私も道内各地を忙しく歩かせて頂いております。ホームページの更新もなかなかできない状態で失礼をしておりました。

一つ一つ丁寧に説明しながらご紹介したいところなのですが、今回はまとめてのご紹介とさせて頂きます。といいますか、すべてご紹介させて頂くことは無理なのでかいつまんでご紹介致します。

まず、6月29日に赤平市の消防演習に参加させて頂きました。
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赤平市消防本部は芦別市消防本部、滝川地区広域消防事務組合消防本部(滝川市、新十津川町、雨竜町)と合同の広域消防組織となりました。

日本の総人口は、平成17年に戦後初めて減少に転じ、将来人口が確実に減少することが予想され、一般的に消防本部の小規模化がより進むと同時に、生産年齢人口の減少を通じた財政面の制約もより厳しくなると考えられます。このような人口動態等による影響は消防本部の規模が小さいほど深刻であると考えられ、小規模消防本部の体制強化がこれまで以上に必要となっています。
これらを踏まえ 、例えば50人以下の職員数である小規模消防本部で、特に今後十分な消防災体制が確保できないおそれがあると考えられる消防本部を含む地域について広域化していく動きとなり、この度広域消防組織となったのです。

どのような組織になられても、消防職・団員の皆様の献身的な日々のご努力のおかげで、私達の住む市域にて災害から守って頂いているという
ことにはかわりありません。
敬意を表するとともに感謝申し上げる次第です。

翌週は、地元芦別の消防訓練行事に参加致しました。
芦別も赤平市さんと同じく広域化され同じ組織となりました。
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芦別市役所(総合庁舎)が火災したものと見立てての訓練です。近くにいたお子さん達は大興奮で(笑)、確実にこのお子さん達の中から次のファイアーマンが誕生することでしょう。
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このオレンジ(レスキュー隊員)の方は、なんと私が芦別総合技術高校に勤務していたときの生徒さんです。今は地元芦別の消防士として私達を災害から守ってくださるスーパーマンとなられました。
心強い限りですね。ちなみに新婚です。奥様も同窓です(笑)。
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炎天下のなか、皆さんの日頃の訓練の成果が遺憾なく発揮されたところを拝見させて頂きました。ご挨拶は稲津久衆議院議員です。

北海道議会(2定)が閉会しました。(集団的自衛権閣議決定)


平成26年北海道議会第2回定例会が終了致しました。

定例道議会は4日、最終日をむかえ、総額で9億1000万円余りの補正予算案や15本の意見書などが賛成多数で可決されました。

本会議では、民主党から集団的自衛権の行使を容認しないよう政府に求める意見書案が提出されました。
意見書案では政府が憲法解釈を変更して集団的自衛権の行使を容認する閣議決定を行ったことについて、「長年積み上げてきた国会の議論や国民合意を覆し、民主主義をないがしろにするものだ」としています。

しかしながら与党自民党と公明党は「閣議決定は我が国の平和と安全を維持し、国民の命を守るという政府の責務を果たす観点にたったもので、民主主義をないがしろにするという指摘はあたらない」と主張しております。

与党の自民党が民主党に対し急きょ質疑を行うことになり、審議がストップしました。本会議は、3時間半ほど遅れた16時30分あたりから再開されましたが、再び「暫時休憩」つまりストップしてしまいました。
終了は23時45分あたり、私も久しぶりのというか、ここまで遅くなったのはおそらく初めてではなかったでしょうか。終了後は地元の芦別に帰る気まんまんでしたが、宿所に直行し、朝を迎えたところです。

意見書案は反対多数で否決されました。

(集団的自衛権の閣議決定について)
(まず基本的な部分として、防衛省の「憲法と自衛隊についての主張をご覧ください」
http://www.mod.go.jp/j/approach/agenda/seisaku/kihon02.html
集団的自衛権の閣議決定の内容について、様々皆様のお考えもあろうかと思います。
激励のお声も、ご意見も、厳しいお声もたくさん頂いておりますが、これは当然にして、皆様が平和に対して真剣にお考えのことだからと理解しております。
私と会派の考えを簡単に記したいと思います。

まず、平和の党として今回の議論は「憲法9条の平和主義をこれからも守り抜くための議論」で、また、「その内容のとおり出来上がったものと確信」しております。
これからも我が国は『平和国家として専守防衛が貫かれる』ものとつよく確信しております。

国会に存在する政党で集団的自衛権・憲法の解釈変更について最初から反対していたのは公明党だけであり、その他の政党はほとんどが賛成・もしくは賛成者がある一定程度の勢力を構築しております。
(何でも反対で有名な政党と、国民から凋落的に支持が離れた政党は除いております)
そのなかで、連立を離脱すれば話は早かったものの(中には離脱せよとの話も一定数ありましたが)、粘り強く対話・議論する中でここまでつくり上げることができたのは、まさに面目躍如と喜んでおります。

○「安全保障法制整備に関する与党協議」の高村正彦座長(自民党)が公明党に示した武力行使の3要件案の変遷について確認しておきましょう。

「 憲法第9条の下において認められる「武力の行使」については、

(1)我が国に対する武力攻撃が発生したこと、
又は他国に対する武力攻撃が発生し、
これにより我が国の存立が脅かされ、
国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される「おそれ」があること
(2)「これを排除し」、国民の権利を守るために他に適当な手段がないこと
(3)必要最小限度の実力行使にとどまるべきこと
という三要件に該当する場合に限られると解する。」

というものでした。

今回、集団的自衛権の行使を認めるため政府が憲法解釈変更の閣議決定案に新たに盛り込まれた内容は

(1)国民の生命、自由および幸福追求の権利が根底から覆される『明白な危険』がある

(2)『日本の存立を全うし』、国民を守るために他に適当な手段がない

(3)必要最小限度の実力行使にとどまる

『 』を書き加え、この場合にのみ自衛の措置としての武力行使を認めるとの内容です。

言葉あそびなどではなく、実質面でおいても今回の閣議決定の内容では集団的自衛権の行使は全く難しくなったと考えております。
個別的自衛権として自衛隊が中東などに出動してたこともありましたが、もう同じ理由で出動することはできなくなるでしょう。安倍総理も『いかない』とはっきり述べられております。
また、ホルムズ海峡などの機雷除去についても『他国が設置した機雷(オマーン国の領海に機雷を設置した時点で宣戦布告したものとみなされる)』=戦争状態の場所となり→戦争状態のところにはいけないという縛りがあり、結果的に出動はできなくなることがわかります。

(作家・元外務省主任分析官 佐藤 優氏の発言より)

公明党山口代表が『集団的自衛権で出動できない体制にした』と申しているとおりのレベルまでつくり上げることが出来ましたし、ある新聞などに書いてある、『子供が戦場に送られる』ということに容易につながらなくさせたことになります。

つまり、集団的自衛権は山口代表も6月26日のNHKニュースの閣議決定案について「二重三重の歯止めが利き、拡大解釈の恐れはないと思う」申しているとおり、『むしろ使いにくくさせた』のが今回の結果だと確信しております。

なによりも私自身が理解・納得するまで時間を要しました。
皆様におかれましては、まだご理解も十分に頂いていないものと思われます。
(時間はありませんが)時間をかけ、丁寧にご説明するときと認識しております。
平和ボケの党ではなく平和の党としてのそのポジションをしっかりと守るためにこれからも働いてまいります。

無事に道議会も閉会を迎えました。
これからまた地元をしっかりと歩かせて頂くことになります。
説明と夏のご挨拶に皆様にお会いできることを楽しみにしております。