北方四島交流訪問事業に参加しました


 

北海道議会北方領土対策特別委員会の理事として、今年で23回目となる平成26年度のビザなし交流の第1回北方四島交流訪問事業に参加しました。

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北海道立北方四島交流センター「ニ・ホ・ロ」で結団式に参加

北方四島交流事業用の船舶である「えとぴりか」で根室港を9時に出発して国後島へ向かう予定だったのですが、なんと天候不良のため、午前中は風が強く波も出ており出航することができなくなりました。
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北方四島交流事業用の船舶である「えとぴりか」号です

午後は天候が落ち着き、出航も可能という見通しだが、国後島の港が受け入れ体制がとれないということもあり、とりあえず、船内で待機することになるのですが・・・じつは明日の朝まで出港することはできませんでした。

その前の週のビザなし交流事業でも天候の影響で訪問できない一行もあったように、天候に大きく左右されてしまいます。明朝は出発できるようですが結局、この日は船中泊となりました。

いよいよ(と言っても睡眠中でしたが)早朝4時半に出港して一路、国後島へ向かいます。睡眠中でも船が揺れ始めるので、出港した!とわかりました。約3時間半で国後島の古釜布沖に到着。

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68年前まで、我が国の人々が住んでいた町、古釜布(フルカマップ)に入港

霧が立ち込める中、「えとぴりか」からはしけ船に乗船し、国後島に上陸します。
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はしけ船は文字通りはしけでした。ロシアの国境警備隊の目が鋭いです。
5年前には日本の漁師を銃撃=死亡させた事件も起こっております。
心中は穏やかではありませんでした。

我々の宿泊所になるのは、「ムネオハウス」としても知られている、「日本人とロシア人の友好の家」です。
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いきなり「松下水産」とか描かれたトラックがお出迎え。島内はほとんどが日本車でした。
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ロシアの民族衣装を着た女性が歓迎の意を表す、パンに塩をつけていただく儀式となります。

その後、新文化会館や図書館などを見学。プーチン大統領のクリル開発計画によって社会インフラが着実に整備され、島のロシア化が進んでいることを実感させられました。
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バカにしているわけではありませんが、この階段をごらんになってコメントはありますでしょうか?蹴上げの寸法が倍近く違うのです。驚きを隠せません。

夜のホームビジットでは、ロシア人の家庭に訪問して懇親を深めることに。
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日本人の良いところなのか悪いところなのか、すぐに仲良くなってしまいます。国と国とはなかなか気持ちが通じ合いませんが、人間同士での友好活動は100点満点です。

国後島滞在2日目は、雨も降り霧も立ち込め、視界不良の中、測候所や消防署、博物館などを視察し、島の現状をみることができました。夜はロシア人を招いて、友好の家で交流会を開き、深夜まで歓談します。それにしてもロシアの方は人懐こくジェスチャーも大きく表情も豊か。

明朝は6時に朝食を済ませて、根室に向けて友好の家を出発します。今回の滞在は1日短縮されての2日間のみでしたが、北方領土の現状をつぶさに視察・体験、知ることができ、大変有意義な視察となりました。

島民の方たちは親日的で親近感が持て、領土問題についてもよくご存知でした。

しかし、忘れてならないのは、この北方領土は日本がポツダム宣言を受諾した、8月14日以降に一方的に日ソ中立条約を破り、旧ソ連に占領されたものであります。

既に戦後68年が経ち、元島民の多くが亡くなられ、生存者も7千人を切ったが、この問題の解決なくしては、まだ、日本国の戦後は終わりません。

現在、戦後の国際秩序の枠組みにほころびが出始め、アメリカは世界の警察官たることを大統領が放棄する発言をし、中国は海洋権益を求めて軍備を増強し隣国を圧迫している。ロシアでもウクライナ情勢を抱え、我が国は難しい対応を迫られているが、安定した自公政権こそが北方領土問題解決のラストチャンスになると確信してやみません。

すっかり春ですね。


空知はすっかり春の日を迎えました。
遠くに見える山々の白い冠雪をのぞいて、雪もほとんどがとけてしまいました。
農家の方々も、いよいよ今シーズンも始まったようで、籾まきや苗植えの作業をされているのが見て取れます。

今年も大豊作で(、しかも単価の良い)の一年になりますよう祈るばかりです。

気候も良くなり、年度も替わり様々な組織の異動も一段落を見せ、私も空知の各所をごあいさつにて歩いております。

歩くなかで、至る所にある炭鉱の遺産を思わせる建物跡等を拝見します。空知総合振興局のHP内に、次のページがあることを拝見しました。
http://www.sorachi.pref.hokkaido.lg.jp/ts/tss/yama/index.htm

空知はたくさんの産炭地を抱えておりますが、私としましては決して石炭を諦めてはおりません。むしろ、奈井江や砂川にある2カ所の石炭を利用した火力発電所を応援し、まだまだ空知の石炭に光を当てて参る決意と覚悟を持っております。

坑内堀は危ないですが、露天堀やロボットを用いた坑内堀を推進してはいかがでしょうか?いづれにせよ、黒いダイヤが沢山存在するこの空知のヤマに思いを馳せ、また北海道内で自給率を200%以上確保している米や畑作産地の空知に光を当てるべく、車内で一人思索にふけっておりました。

恵庭下水終末処理場を視察しました


北海道恵庭市のバイオマス利活用(発電等)の取り組みを先進的になされている、恵庭下水終末処理場を視察しました。佐藤英道衆議院議員、戸田道議会議員・恵庭市議会議員の高橋・野沢・佐山議員、そして私の6人です。
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(わざわざ原田恵庭市長様が説明されるシーンもありました)

恵庭市では、最終処分場の延命化やごみの適切な処理等、喫緊の課題克服に向け、市民提案を基にした「恵庭市循環型社会形成推進施策」により、ごみの減量化やリサイクルの推進に取り組まれています。
この施策のひとつが、平成24年より実施した「生ごみの分別収集」になります。生ごみは、これまで全量を最終処分場にて埋立処理をしていましたが、最終処分場を延命化させるため、また地域再生エネルギーへ新たな取り組みとして、生ごみを燃やせるごみから分別収集し、既存のし尿処理場及び下水終末処理場の設備を活用してバイオガス化処理を行い、施設内の暖房や発電等のエネルギーに転換し利用をしていくものです。
生ごみの分別収集処理により、最終処分場の延命化と施設の維持管理経費の削減及び環境にやさしい取り組みを進めることができているそうです。
既存の下水終末処理施設を活用した、家庭からの生ごみのバイオガス化による発電までの利用は全国で初めての取り組みとなっています。
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まずはなんと言っても市民の理解と協力を得るところからご苦労されたようです。
●生ごみ分別収集 ~ 大きな市民協働(分別率は北海道トップクラスとして特筆される)
既存下水処理施設での集約混合処理を前進させ、循環型社会形成を目指し新たなバイオマス事業を展開するために、生ごみの分別収集を実施。家庭でのごみ分別方法が従来と変わるため、市民説明会を115 回実施(延べ3,827 名)し、多くの市民が『参加』、『理解』、『行動』することで非常に高い分別率(家庭系:90%)、ほぼ計画量の生ごみ収集を達成。
最終処分場(埋立場)の延命化、施設維持管理費の削減、そして再生可能エネルギーの有効活用が実現。
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●発電量及び電気料金削減効果
マイクロガスタービンによる発電量は約1,380[千kWh/ 年](計算値)、発電された電気は全て下水処理場内で利用されています。
必要受電量が約42%削減され、約16,800[千円/ 年](計算値)の電気料金削減効果があるそうです。
●温室効果ガス(CO2)排出量削減効果
マイクロガスタービン発電の必要受電量の削減及び排熱利用で、約33%の温室効果ガス排出量削減効果があるそうです。
●下水汚泥の有効利用
下水処理工程で最終的に発生する下水汚泥は、肥料の原料やセメントの原料として有効利用されています。その下水汚泥肥料は、農業従事者及び市民へ還元されているそうです。

第6回(平成25年度)国土交通大臣賞〈循環のみち下水道賞〉を受賞されました。
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エネルギーについての考え方が、巨大原子力発電所でまかなうのではなく、地域やそれぞれの自治体で確保するという考え方にシフトしてきたことに大きな期待をしております。
まだまだ始まったばかりですが、この様な先進的な事例が「当たり前」になれば相当の電力確保もできるというものです。
人間が生きていく上でどうしても発生するゴミですが、これまでも有効活用できる人類の英知にこれからも期待して、応援して参りたいと思います。