すっかり春めいてまいりました

  • 2014
    04/14

すっかり春めいて参りましたね。

東京はもう桜が散ったそうですが、北海道は積雪がようやく0cmになったとの便りが、道南から道央地方にむけて流れているようです。

第1回北海道議会定例会も終わり、季候もよくなり、文字どおり道内各地を歩かせて頂いております。市民・町民相談も空知各所から空知を離れた遠距離までリクエストを戴き、あちこち歩いております。
春は、やはり雪解けの水や道路関係、そして営農直前の農家の方から圃場等の相談が多いです。これらもすべて伺い、道庁の担当課につなげてまいります。

当たり前ですが、すぐに解決する問題もあれば、なかなか進展しない問題もあり、本当に日々勉強です。解決のご報告をさせて頂いたおりに、感謝のお言葉を(もったいなくも)頂戴するのですが、本当に天にも昇る気持ちになります。

ありがたい気持ちで一杯であります。
これからも引き続き頑張って参ります。

さて、『「教員が、教え子より息子の入学式を大切にする」のは当たり前』なのか?という論議が巻き起こっております。

特に私は意見するつもりはございません。しかしながら元教員であり、問題を提起された県会議員と自治体は違うにせよ同じお立場を頂戴しているものとして自身の考えを述べさせて頂きます。

1 入学式は生徒のどちらかの保護者が参加してもらわないと大変です。
 教員として、新しい年度新しいクラスを任されたときに、新入生徒と保護者さんに一度に伝えなくてはならないことがたくさんあります。この方に保護者に代わって入学式に参加してもらえる方がいらっしゃらないのであれば、職場へ正当な休暇の手続きをとられて入学式に参加されることは非難される行為ではないと思います。

2 入学式でなく、卒業式であれば非難の対象となる可能性が高いと思われる。
 1で申し上げたとおり、入学式はこれからの注意事項やお願い。ともすると契約レベルの約束に近いことも新入生徒と保護者の前でとりおこなわなければならないこともあります。当然、この一連の話は「担任でなくてはできないものではありません」。ところが、すべてが終わった卒業式は、保護者の参観はまったく(自身がお子さんを育てた数年間を振り返った感慨にふける以外のことは)関係がないと思われます。したがって、休暇を取り卒業式に参加されることは「職場放棄」とのそしりを免れない可能性があります。

3 教員として親として悩み抜いた後に出した結論であれば支持したい。
4 管理職に適切に指導・助言を仰いでいれば管理職もこういう答えを出すと思われる。
5 ましてや、どのようなご事情があったのか私達で推測・判断などできようがない。

以上のことから、新担任の先生におかれましてはタイミングがあまりにも悪かったことも含めて、自身のお子さんの入学式に参加されることは「ことさら非難することではないのではないか」との考えを持っております。

「担任がいないことに気付いた新入生や保護者から心配、不安の声が上がった」との声が、式のどのタイミングであがったのか、また後日あがったのか場面にもよると思われますが、私が管理職であれば学年主任や副担任、そして教頭としっかりと対応をする中で一切この様な声は上がるはずがないとも思います。

逆に学校長がこの先生を守らねばならないはずなのに、守っていないのではないか?と素直にいぶかしげてしまう気持ちもあります。

問題提起した県会議員は「担任の自覚、教師の倫理観が欠如している。欠席理由を聞いた新入生たちの気持ちを考えないのか。校長の管理責任も問われる」と憤慨されたということですが、これまで申してきたとおり私はそこまで考えません。むしろ、ことさらこの様な事象をズームアップすることで、公務員をバッシングする風潮がこれまでより増え、また今後のクラス経営に支障を来すこともなかったのに結果的に支障が増えてしまうことの方が不利益は多いと思います。

これは新入生さんとその保護者に甘えた言い方となりますが、「今度の担任の先生もあなた(生徒)と同じ年のお子さんがいるのだね。今日は教師としてではなく保護者としてそちらに参加されているのだね」という、温かい目でみて頂くことが結果的に3年間学校と保護者となによりも主役の生徒さんが良好な関係で過ごすことができるやり方と思います。

なにより、騒ぎになってしまったご本人と生徒さんが早く落ち着きを取り戻し楽しく有意義な3年間を送られることを祈るばかりです。