芦別市 木質チップボイラーの火入れ式が行われました

  • 2014
    03/10

3月3日に芦別市の「芦別温泉スターライトホテル」の敷地内に木質チップボイラープラントが完成し、この度、火入れ式が行われました。
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(私が写っておりませんが、北海道議会開会中につき参加することができませんでした。私の家内が代理させて頂きました)
芦別市は、約865平方キロという広大な市域の88%が森林です。

その地域特性を活かした木質バイオマスの有効利用を図るため、林地残材等を活用したチップ燃料を製造し、従来の化石燃料にかわる地域内の森林資源の活用による地域内経済循環、森林整備の促進及び二酸化炭素排出量の削減等を目的とし、官民一体となって一連の事業を推進して来られました。
市民や地場産業関係者が参加した「市クリーンエネルギー有効利用検討会」を組織し、関連企業などの協力を得て実施した実証調査においては、林地残材の賦存量は4396トン/年、そのうち3293トン/年が利用可能量とわかりました。「木質チップを年間2000トン以上焚いてくれるなら運用可能!」との機運が高まり、市振興公社が経営するスターライトホテル内の温泉施設チップボイラーの導入を決定しました。
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この事業は、私も市役所から何度も働きかけを要望され、道庁水産林務部の林務局長に何度も働きかけ、芦別市木質チップボイラー設置事業2億5,260万円のところを道の負担額として1億2,630万円のお手伝いをさせて頂くことができました。
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(写真は清澤芦別市長が火を入れているところです)
燃料となるチップ燃料の製造については、地元の素材生産業者、製材業者及び建設業者等、6社で構成される「芦別市木質バイオマス開発協同組合」が行うべく、チップボイラーの稼働にあわせて、林地残材等の収集作業を進めているところであります。

チップボイラーを導入する施設では、年間約6000万円の化石燃料を消費しており、この金額のほとんどが燃料代として地域外に流出していることから、地域内の森林資源を活用したチップ燃料の製造を行うことによって、地域内での経済循環が図られるものとなります。

また、チップの原材料となる林地残材を集めるにはコストがかかるものの、これまで山中に捨てられていた林地残材を活用するわけですから、森林の保全・整備にも繋がり、それによる雇用の拡大も期待ができるところです。

明日は、東日本大震災から丸3年。原発に変わる新しいエネルギーをその街々独自で確保していかねばならない昨今、石炭をはじめ森林財産の豊富な芦別市において明るい話題に貢献することができ、喜んでおります。