農政委員会道内調査に出かけておりました

  • 2012
    08/03

8月1日から3日まで、北海道議会農政委員会(小松茂委員長)の道内調査に出かけておりました。

初日は、農政委員会副委員長の北口ゆうこう議員の地元である士別市のディリーサポート士別と国営農地再編整備事業で実施した圃場を視察しました。
その後は、士別市において上川北部管内9市町村長さんとJAの組合長さんと。富良野市においては富良野管内5市町村長さん及びふらの農協の皆さんと、それぞれ意見交換をさせていただきました。

ディリーサポート士別は、持続可能な酪農システムの構築や過重労働の解消、経営に貢献できるTMRの供給、良い後継牛の育成などを目的に、士別市内23戸の酪農家で、2001年(平成13年)11月に設立。2003年(平成15年)8月からTMRの供給を始め、10年が経過されたところだそうです。

ちなみにTMRとは、TotalMixedRation で「様々な混合配合飼料」とでも訳すのでしょうか。

● 組織概要 ●
[所在地] 北海道士別市南士別町1252番地
[TEL] 01652-9-6272
[FAX] 01652-9-6273
[設立年月日] 平成13年11月20日
[代表取締役] 玉置 豊
[構成戸数] 23戸

現在、4メニューで年間34,300トンのTMRを生産、売上総額は5億8千万円にものぼっています。

良質で安価なTMRを供給することにより、設立時1頭当たりの年間乳量は7,000kg~8,000kgだったものが、現在は9,000kg~11,000kgまで増え、酪農家の著しい経営改善に繋がっているそうです。

今後、担い手対策として研修牧場の建設を予定しており、「酪農家の息子でなくても就農できる環境をつくりたい」と、力強く語っていらっしゃいました。
本当に力強く心強いですね。

次に、国営農地再編整備事業の上士別地区は、小さく非効率な水田を区画整理し、効率的な作業と営農法人による農業経営を確立するため、1枚6.8haとなった圃場(ほじょう)を視察し、この事業の重要性を再認識させていただきました。
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士別地区の意見交換会では、
1)てん菜の振興、
2)農業用水を活用した小水力発電の推進、
3)国営農業農村整備事業の推進、
4)農業農村整備事業の早期採択と予算確保、
5)担い手・後継者対策、
6)実効性ある担い手(労働不足)確保対策の取り組み、
7)農業振興対策、
8)農業改良普及センターの充実、
などについてご意見をいただきました。

富良野地区の意見交換会では、
1)国民合意のないTPPへの参加反対、
2)道営土地改良事業の早期着手(採択)及び完了、
3)国営農地再編整備事業の推進、
4)東郷ダムのあり方、
5)持続可能な農業をすすめるための予算の確保、
6)エゾシカ対策、
などについてご意見を頂きました。
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