北海道議会少子・高齢社会対策特別委員会視察に参加してまいりました 2


27日から29日まで、北海道議会少子・高齢社会対策特別委員会視察に参加してまいりました。

27日は、平成22年に新しく制度化された「認定こども園」のひとみ幼稚園に赴きました。
認定こども園にもたくさんの種類がありますが、幼稚園から保育園の機能を付け加えた幼保連携型のこども園です。

園長さんが、残念ながらと前置きして、子どもさんではなく保護者の方の困ったお話をしてくださったのですが、私も元親として(当然今も親なのですが:汗)身につまされる話が多くありました。

とうぜん、保育園と幼稚園の機能を兼ね備えた設備のこども園ですから、0歳から小学校入学まで面倒見てもらえることは楽でよいのでしょうが・・・。ここにはとても書けないので、内容は皆さんで想像ください。ほぼ間違うことはありません。

次に総合福祉施設「はるぷ」さんです。
はるぷとはhappyとpeopleをあわせた意味で、幸せな人々を略した名前です。
happleとでも書くのでしょうかね。施設の名前はひらがなです。

ここは、高齢者のためのケアハウス・デイサービス・居宅介護システムとあわせて、同一建物内になんと保育園を設置。同一建物内で「総合福祉施設」として毎日、保育園児と高齢者の方が世代間交流しながら生活するという、大変に興味深い施設でした。

お年寄りの方々もいきいきとお子さん方とレクレーションをしている姿は、母性父性を呼び起こして若くさせるのではないかなと思うくらい、お元気なお年寄りが印象的でした。

その後、上川管内に設置された福祉関係の団体関係者の方々と意見交換。
私も先日そうであったように、地元の議員と言うことで東 国幹 議員と、吉井 透議員も参加しました。
やはり、経営者の方々は切実なお悩みをたくさん抱えて来られます。
一つ一つのお声を、実現できるように努力して参ります。

北海道議会少子・高齢社会対策特別委員会視察に参加してまいりました 1


27日から29日まで、北海道議会少子・高齢社会対策特別委員会視察に参加してまいりました。

皆さんも疑問を持たれる方もいらっしゃると思いますが、全議員が出席して開かれる会議を「本会議」といい、議会に提出された議案の議決は、全て本会議で行われます。
 数多くの議案・請願を十分に審議するために、本会議の議決に先立って、専門的かつ詳細に審査する「委員会」が設けられており、道議会には、次の委員会が設置されています。

常任委員会

総務委員会 12人
総合政策委員会 11人
環境生活委員会 11人
保健福祉委員会11人
経済委員会 12人
農政委員会 12人
産林務委員会11人     
建設委員会 12人  
文教委員会 12人 があり、

特別委員会として
産炭地域振興・エネルギー問題調査特別委員会 16人
北方領土対策特別委員会16人
新幹線・総合交通体系対策特別委員会 16人
道州制・地方分権改革等推進調査特別委員会16人
少子・高齢社会対策特別委員会16人
食と観光対策特別委員会 16人 等があります。

「常任委員会」は常時設置されている委員会で、本会議から託された議案や請願・陳情などを審査・調査します。道の仕事を部局ごとに分けて、9つの委員会が置かれ、議員は必ずいずれかの委員会に所属しています。
 「特別委員会」は、特定の案件について審査・調査するために必要があるときに設けられ、その案件の調査が終了すれば委員会はなくなります。

私は、常任委員会として農政委員会(空知の議員としてははずせないところですね)と特別委員会として少子・高齢社会対策特別委員会(ここも、空知の議員としてははずせません)の二つに所属しております。

今回は、少子・高齢社会対策特別委員会の視察に出かけました。

旭川市・紋別市の地域にうかがいました。
写真がまだできておりませんので、でき次第掲載して参ります。

27日の早朝に、芦別市を発ち道議会に向かいました。

自身の机で軽く書類整理をした後にバスに乗り込み出かけます。バスはなんと、3000ccのエアコン用のエンジンと20000ccの走行用エンジンを持つバスだそうです。
(決してすごいわけではなく、ほとんどの観光バスは今この様なエンジンらしいです)

エンジンをかけるときに、2台分のセルモーターの音が聞こえましたので運転手さんにうかがったところ、この様な回答がありました。すごいですね。20000cc(笑)!

内容は幼保一体型の新しいタイプのこども園の視察(2件)と特別養護老人ホーム等の視察です。

以降、まとめ次第掲載して参ります。

北海道議会建設委員会の意見交換会に出席しました


23日、滝川市のホテルスエヒロにおきまして、道議会建設委員会の意見交換会に出席しました。
(写真はすべて芦別市の清澤市長からいただきました。ありがとうございました。)
中空知5市5町の市長・町長がお忙しい中参加していただき、有意義な意見交換会となりました。
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参加された市長・町長は次のとおり(順不同)
滝川市  前田康吉 市長 奈井江町 北 良治 町長
芦別市  清澤茂宏 市長 上砂川町 貝田喜雄 町長
赤平市  高尾弘明 市長 浦臼町  斉藤純雄 町長
砂川市  善岡雅文 市長 新十津川町植田 満 町長
歌志内市 泉谷和美 市長 雨竜町  藤本 悟 町長
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(発言される清澤芦別市長。左隣は前田滝川市長、右隣高尾赤平市長、善岡砂川市長)

道庁側からの出席は
北海道空知総合振興局 武田 裕二 局長
空知総合振興局副局長(建設管理部担当)兼ねて石狩振興局副局長 金田 幸一 副局長
空知総合振興局 地域政策部 折谷徳弘 主幹 
空知総合振興局 札幌建設管理部 事業室 岸純太郎 室長
空知総合振興局 札幌建設管理部 域調整課 谷山 剛 課長
空知総合振興局 札幌建設管理部 地域調整課 長尾博之 主幹
空知総合振興局 札幌建設管理部 企画整備係 田中 智 係長

そのほかに北海道議会事務局・北海道建設部・市町随行・期成会事務局の担当者の皆さん。
そして、北海道議会建設委員会の10名。
最後に、地元議員としてわたくし荒当が参加の機会をいただきました。(合計41名)
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(北海道議会建設委員長 東 国幹 道議会議員、左は滝川市選出、建設委員会副委員長の大河昭彦議員、右側は函館市選出、建設委員の川尻秀之議員)

建設委員会ですので、なんといっても空知の道路網整備の要望が大変多かったです。
その中でも、芦別市と美瑛・美唄・赤平・砂川・野花南(のかなん:芦別市内)に接続させる5本の道路の要望が特に多くあった感があります。
空知の位置的に芦別市は中心部にあり、夕張・三笠方面、滝川・富良野・旭川方面、そして建設中の美唄方面、美瑛方面と道内各地へアクセスするときに芦別市は中心的な交差点的役割を果たします。

次に治水事業の整備要望です。
河川整備、ダムの建設、砂防事業等の推進と重要課題の要望が多くありました。
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(地元議員ということで出席の機会をいただきました)

各市・町長より、要望の提案がありましたが、要望というより「悲鳴」といった声をいただきました。建設委員会の主管とは少々はなれるかもしれませんが、エゾシカの対応に相当な苦慮されている声も聞きました。これは私の在籍する農業委員会の意見交換会においても痛切なエゾシカ対策の声をたくさんいただきましたが、全道各地で悲鳴が上がっていることと受け止めました。
今回要望されたすべての案件をよく調べ学び、肝に銘じて早期推進できるよう頑張って参ります。

感動をありがとうございます!!


ロンドン五輪、皆さんも寝不足の日々を過ごされたことと思います。

昨日、東京の銀座をロンドンオリンピックでメダルを取られた方々がパレードされました。
人・人・人・・・なんと沿道を埋められたのは50万人の人々と歓声と賞賛の声だったとうかがいました。

日本選手団はロンドン五輪で、過去最多のメダル38個を獲得しました。

(金7、銀14、銅17)

メダリストの皆さんはオープンカーに先導され屋根のないバス(オープンバス?)5台に便乗されパレードされました。

私が拝見して安心し喜んだのは、マスコミが「柔道はメダルが取れずふがいない」とか「水泳の選手は3連覇できなかった」とか、いろいろこき下ろされるかのような表現が気になりましたが、やはり国民の皆さんがメダリストであり、国家のスーパーヒーローであるメダリストの皆さんをこれだけ正式に賞賛していただける人が多くいらしたことです。

やはり、国民の皆さんの評価は正しかったと思います。
一つ一つの競技に、国家を代表して世界の舞台で戦われた、戦ってくださった方々を心から尊敬し、たとえメダルに届かなかったにせよ、一生懸命に頑張ってくださったことを私は心から賞賛し、感謝致します。

頑張れ!日本!!

今現在、様々な競技で頑張っていらっしゃる方々に、尊敬の気持ちを込めて申し上げます。
次のオリンピックで必ず光が当たり、栄光の評価がされますよう、心からお祈り申し上げます。

山口代表来たる!


8月18日(土)に第39回星の降る里芦別産業フェスティバル農業まつりに参加させて戴いた記事を書きましたが、翌日19日(日)は、なんと芦別が生んだのスーパースター「ようへい」さんを芦別市にお招きしての、芦別市道の駅で行われるSTVラジオの公開生放送「Yo!Hey!サンデー夏の陣in芦別~ふるさと芦別に錦を飾れるか?~の巻」が開催されました。
また、歌手の前川清さんが特別ゲストとして会場に駆けつけてくれるそうです。
個人的には、STVの山藤みちさんのファンなのですが・・・(汗)、そんなこんなで、できれば参加したかった本日、19日です。

しかし、私にとって本当に大事な一日でありました。

公明党の山口代表が、いなつ久衆議院議員の激励のために滝川市に駆けつけていただいたのです。
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暑い中、1000人を超える皆様がいなつ久衆議院議員の応援においでいただき、感謝の言葉もございません。本当にありがとうございました。

当たり前ですが、政党の党首が来るとなると、とんでもないSPの方が来られるのですね。
どちらかといえば、見た目SPの方に近い私は・・・、言い方を変えれば不審者にも見間違えられかねない私は、SPの方も、鋭く見つめられて緊張しました。

芦別農業祭りに参加しました


第39回星の降る里芦別産業フェスティバル農業まつりに参加して参りました。
今日、明日の2日間、芦別市の北大通りで開催されます。芦別の美味しい農産物がたくさんあります。是非起こし下さい。
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ごあいさつの機会をいただきました。
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写真は芦別の清澤市長のごあいさつ写真です。
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青森県の原子力施設を視察しました 4


青森県の原子力施設を視察しました。

8月8~10日まで、青森県の原子力施設を視察しました。
行程として・・・
日本原燃株式会社
東北電力 東通原子力発電所
リサイクル燃料貯蔵株式会社
J-POWER 大間原子力発電所工事現場
あさこハウス
の5つの視察を行いました。

今回は、大間原子力発電所についてのご報告を致します。
ご存じのとおり、もっとも北海道に近い原子力発電所(建設現場)が大間原子力発電所です。
青森県下北郡大間町に建設中の電源開発(J-Power)の原子力発電所です。
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写真の中に写っているクレーンは1000tクレーンで、私も長いこと建設と機械関係の世界に身を置きましたが、初めてみる巨大なものでした。

大間原子力発電所は、これまでの原子力発電の主な燃料である「ウラン燃料」だけでなく、MOX燃料を全炉心に装荷できることが特徴です。
そして、この発電所も1976年4月に大間町商工会は大間町議会に原子力発電所新設に係る環境調査実施方を請願されたそうです。ここもまた地域の強い要望だったのです。

*********《MOX燃料とは》**********
MOX燃料とは混合酸化物燃料の略称であり、原子炉の使用済み核燃料中に1%程度含まれるプルトニウムを再処理により取り出し、二酸化プルトニウムと二酸化ウランとを混ぜてプルトニウム濃度を4~9%に高めたものである。
主として高速増殖炉の燃料に用いられるが、既存の軽水炉用燃料ペレットと同一の形状に加工し、核設計を行ったうえで適正な位置に配置することにより、軽水炉のウラン燃料の代替として用いることができる。これをプルサーマル利用と呼ぶ。
MOXとは(Mixed OXide)の頭文字を採ったものである。
*********《MOX燃料とは》**********

これまで、核廃棄物中間貯蔵庫や核廃棄物貯蔵施設等見学して参りましたが、「ついに」というか、原子炉の使用済み核燃料含まれるプルトニウムを取り出し再び燃料とするMOX燃料を使うことができるという発電所(建設中)です。

確かに、半減期が数万~10万年といわれるプルトニウムを、使用済み核燃料から抽出除去し、普通の原子炉で燃焼させて、半減期30年前後の灰に変換し、プルトニウム消滅させる手段としてなら、無事「回路として成立する」のでしょう。

しかし、これからが「しかし」なのです。
人類の英知によって、あたかも核をコントロールできるかのような誤解があると思うのです。

全ての設備の責任者の方々に同じ質問をしました。
1 福島の原発が水素爆発をした光景を見てどう思ったか。
2 あなたが現場の最高責任者ならどうするか。

ここでも伺いました。
1について
○まさか、本当にこんな爆発が起きるとは考えたこともなかった(趣意)。
○ここから、どうやって収束させるのだろう(〃)。
2について
○当然責任者として、ある一定の覚悟はします。(〃)
○職員やその家族には申し訳ないが、覚悟してもらうと思います。(〃)

私も工業人として、そのご覚悟はよくわかるつもりです。
しかし、極論として、責任者が命で責任を取られたところで収束ができるわけでもありません。対応される職員の方がお亡くなりになっても解決するとはいえないのです。

そして、様々な場面やタイミングが重なった福島原発の事故のように、もう一度事故が起きてしまうともう日本国は半分以下どころか、面積的にも風評被害でもどれだけ小さな国になってしまうかわかりません。

前の首相が浜岡原発を止める命令を出したのは、「東京を被爆させたくなかったからでしょう」。であれば、全国の原子力発電所もまったく同じレベルで考えなくてはなりません。そこには人間が営みをしているのですから。

弁護しますが、工業人はすぐに責任を取りますし、逃げも隠れもしないでしょう。
しかし、そうでない方々が危うくさせてしまっている現実に目を向けるべきです。

話は変わって・・・。
あさこハウスにも立ち寄って参りました。
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(私はシャッター係で残念ながら映ってはおりません)

大間原発は、1984年の誘致決議から2008年5月に至るまで着工すら行われていませんでした。それは建設予定地の土地を所有する人たちが発電所の建設に反対し、最後まで買収に応じなかったためであります。
そのためか、電源開発はついに用地買収を断念し、建設計画の見直しと原子炉設置許可申請の変更を強いられることとなりました。しかも、今でも原子力発電所内に大きな未収得用地があり、そこに、反原発運動で有名な(拠点の)あさこハウスが建っているのです。

今回、北海道の近くに存在する原子力関連設備を拝見し、工業立国として豊富な電力を確保しなくてはならないなかで、故郷を失いかねない悪魔の放射能をどうするべきか、しっかりと拝見して参りました。
以前にも記しましたが、青森県の原発関連施設視察の報告会を兼ねて、議員団としての原発政策に関する意見交換を実施しました。
現在の世論は、どう判断しても、原発依存度の縮減を望んでいることは明らかです。
しかし、原発を仮にゼロにしても、既に排出している放射性廃棄物の処理・処分の行程や最終処分場の建設など、政治が(この場合国です)方向性をきちんと示さなければならない問題が多く、結論を出すには至りませんでしたが、今後鋭意検討を続けて参ります。

青森県の原子力施設を視察しました 3


8月8~10日まで、青森県の原子力施設を視察しました。
行程として・・・
日本原燃株式会社
東北電力 東通原子力発電所
リサイクル燃料貯蔵株式会社
J-POWER 大間原子力発電所工事現場
あさこハウス
の5つの視察を行いました。

今回は、リサイクル燃料貯蔵株式会社についてのご報告を致します。

リサイクル燃料貯蔵株式会社(リサイクルねんりょうちょぞう、RFS)とは、青森県むつ市にあるリサイクル燃料の貯蔵を目的として設立された会社です。

北海道に隣接している六カ所、東通、むつ、大間。下北半島のこれらの町は、日本の原発政策の最重要拠点として知られた地域ですが、このたび、党の新たな原発政策の発表にあたり、一通り見ておくことが必要と判断し道議会公明党の政策審議会として視察してまいりました。
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今の大きな世論である『原発を全廃』しても、もはや目の前にうずたかく積み上げられている使用済み核燃料や放射性廃棄物をどのように処理・処分するかという難問はなにも提案や解決を見ることもなく残ったままです。
特に、最終処分場のないままでの原発推進政策がトイレのない超高級マンションと揶揄されてきたように、高レベル放射性廃棄物をどうするかの問題は、原発の廃止・推進にかかわらず、そろそろ結論を出すべき時に近づいている印象です。

その中で「リサイクル燃料貯蔵株式会社」は、原子力発電所から発生する使用済燃料からまだ使えるウランやプルトニウムを取り出し、原子力発電所で燃料として再利用する原子燃料サイクルの確立を基本方針とされています。
日本で初めて、原子力発電所の敷地外にリサイクル燃料を中間貯蔵する会社として、平成17年11月21日、青森県むつ市に設立され、平成22年8月31日に工事が開始されました。
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法により、原子力発電所から発生する使用済燃料を発電所構外に貯蔵することは不可能だったそうですが、核燃料サイクルの遅れとともに、原子力発電所構内における使用済燃料の貯蔵が逼迫することが懸念されてゆきます。
このため、原子力委員会は「当面の核燃料サイクルの具体的な施策について」、2010年を目途に原子力発電所構外に使用済燃料を貯蔵する中間施設を建設することを検討することが考えられはじめました。
これらを受け、1999年6月に原子炉等規制法が改正され、原子力発電所構外に使用済燃料を貯蔵することが可能となり、2000年12月東京電力がむつ市において「リサイクル燃料貯蔵センター」の立地に関する技術調査が開始されました。
2003年6月、当時のむつ市長であった杉山粛市長は「リサイクル燃料備蓄センター」の誘致を表明し、翌7月に事業者に対して要請を実施したのです。しかし、ここでも自治体の誘致です。「むつ市は結構な都市でしたが、わざわざ原子力設備を誘致しなくてはならないことでもあったのでしょうか」という感想を持ちます。

2005年に青森県とむつ市は建設を了承し、事業者である東京電力、日本原子力発電との間で「使用済燃料中間貯蔵施設に関する協定書」を結びました。

会社名   リサイクル燃料貯蔵株式会社
Recyclable – Fuel Storage Company(略称:RFS)
所在地     〒035-0022 青森県むつ市大字関根字水川目596番地1
設立     平成17年11月21日
資本金     30億円
株主     東京電力株式会社(80%) 日本原子力発電株式会社(20%)
従業員     49名
役員
取締役社長   :久保 誠(くぼ まこと)
常務取締役   :山崎 克男(やまざき かつお)
取 締 役   :中村 伸一(なかむら しんいち)
取締役(非常勤):石崎 芳行(いしざき よしゆき)
取締役(非常勤):番  隆弘(ばん たかひろ)
監 査 役   :加賀谷 健(かがや けん)
監査役(非常勤):荒木 豊(あらき ゆたか)
監査役(非常勤):谷口 和史(たにぐち かずふみ)

事業目的     東京電力(株)ならびに日本原子力発電(株)の原子力発電所から発生する使用済燃料の貯蔵・管理および、これに付帯関連する事業

なによりも、工事中ということで中間貯蔵は始まっておりませんでしたが、この会社は『東京電力(日本原子力発電株式会社も)』の使用済み高レベル廃棄物を『むつ市にて(中間)貯蔵するのです』。
重ねますが、東京電力が出す廃棄物をなぜ青森にという正直な感想を持ちました。

青森県の原子力施設を視察しました 2


8月8~10日まで、青森県の原子力施設を視察しました。
行程として・・・
日本原燃株式会社
東北電力 東通原子力発電所
リサイクル燃料貯蔵株式会社
J-POWER 大間原子力発電所工事現場
あさこハウス
の5つの視察を行いました。

今回は、東北電力 東通原子力発電所についてのご報告を致します。
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東通原子力発電所(ひがしどおり)は、青森県下北郡東通村にある原子力発電所で、東北電力と東京電力の2社が敷地を保有しています。今は東北電力の原子力発電所のみですが、いずれは東京電力もここに作りたいという意思表示なのでしょう(東京電力は工事中)。

原子炉形式はBWR型で、この型は福島で事故を起こした原発と同じ型となり、建屋の上に使用済み核燃料棒を冷却保存する形となり、沸騰水型軽水炉型と呼ばれます。
2005年12月8日から運転をはじめましたが、東日本大震災から止まったままとなっており、再稼働の予定は「未定」となっております。

誘致の経緯として、1965年5月、東通村議会が原発誘致を決議しました。そこから1998年12月に着工、運転開始は2005年12月8日からです。しかし、今回の視察はすべて「現地の市(町・村)議会からの強い要請を受け」という書き方、アピールです。
ご当地の皆さんの代表者が「誘致」したと4カ所ともいわれていました。
地元自治体が原子力マネーを切望しているのか、地元の皆さんの総意なのか・・・少々気になりました。

2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震では、稼働中の1号機が2月6日より定期検査中のため運転をしておらず大きな影響は無かったと言われております。

また、隣の敷地には東京電力が2011年1月に着工を開始した1号炉もあるのですが、それにについては、東日本大震災の地震後、工事を当面見合わせると発表しております。

◎東通原子力発電所1号機PROFILE

1. 所在地/青森県下北郡東通村大字白糠字前坂下34-4
2. 敷地/約358万m2
3. 電気出力/110万kw
4. 送電ルート/むつ幹線(50万V)を通じ送電
5. 着工/平成10年12月
6. 営業運転開始/平成17年12月8日

原子炉
形     式 沸騰水型軽水炉(BWR)
熱  出  力 329万3千キロワット
圧 力・温 度 約6.93MPa・約286℃

燃 料装荷量
種   類 低濃縮二酸化ウラン
濃 縮 度 約2.7%(平均)
燃料集合体 764体
装 荷 量 約132トンウラン

原子炉格納容器 マークI 改良型

タービン
形     式 くし型6流排気復水式
出     力 約110万キロワット
回  転  数 1,500回転/分
蒸 気 流 量 約6,400トン/時

発電機
形     式 三相同期式
出     力 約125万キロボルトアンペア
電     圧 約1万9千ボルト
写真の作業服の方が東通発電所の所長さんとなります。
意見交換の折、ちょっと意地悪な質問ですが、「福島のような事態が起きたとき、どのようにお考えになりましたか?所長さんは命を投げ出して最後まで指揮を執るご覚悟はあるのですか?」との問いに、『あの映像を見たとき、全国の所長がそれを決意したことでしょう。当然私もそう思いました』とありました。副所長さんは『どうやって収束させるのか、目の前が真っ暗になった。当然私も所長とおなじ覚悟です』とありました。

8月14日に、今回の道議会公明党政策審議会による青森県の原発関連施設視察の報告会を兼ねて、議員団としての原発政策に関する意見交換を実施しました。
現在の世論は、どう判断しても、原発依存度の縮減を望んでいることは明らかです。
しかし、原発を仮にゼロにしても、既に排出している放射性廃棄物の処理・処分の行程や最終処分場の建設など、政治が(この場合国です)方向性をきちんと示さなければならない問題が多く、結論を出すには至りませんでしたが、今後鋭意検討を続けて参ります。

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8月8~10日まで、青森県の原子力施設を視察しました。

今や日本人の進むべき岐路として明確に示さねばならない原子力政策ですが、北海道に隣接する青森県下北半島にたくさんの原子力発電所(建設現場含む)や核廃棄物貯蔵施設(中間施設含む)があることをご存じでしょうか?
8月の8日から、長崎においては67回目となる原爆の日となった9日、そして10日まで下北半島の原子力関連施設を視察しました。

札幌に集合し、特急で函館に。
函館市議である小林市議と合流して津軽海峡フェリーの「ばあゆ」に乗り込み、一路青森県大間町を目指します。小林市議は今回の視察の車を出していただき、全行程運転までしてもらいました。ありがとうございます。
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《津軽海峡フェリーのHPより転載しております》

快晴でしたので、函館から青森県下北郡大間町が肉眼で確認できます。

皆様もご存じの通り、この大間町に大間原子力発電所の工事現場があります。
本当におそろしいことですが、この原発に万が一の事故が起これば「大間町から函館市汐首岬とは約17.5kmしか離れていないこと」を考えると「完全に函館をはじめ北海道に被害が及ぶ」ことになります。
北海道民として、また同行した二人の函館市民として、詳しく拝見しておこうと今回の視察となりました。

賛成・反対問わず、現時点ですべての原発を止めることができたとしても、使用済み核燃料や放射性廃棄物をどのように処理・処分するかという難問は残ったままです。
特に、最終処分場のないままでの原発推進政策がトイレのないマンションと揶揄されてきたように高レベル放射性廃棄物をどうするか、この問題は、原発の廃止・推進にかかわらず、そろそろ結論を出すべき時に近づいている印象です。

行程として・・・
日本原燃株式会社
東北電力 東通原子力発電所
リサイクル燃料貯蔵株式会社
J-POWER 大間原子力発電所工事現場
あさこハウス
の5つの視察を行いました。以降ご報告致します。

最初の行程は、青森県六ヶ所村において、ウラン濃縮、低レベル放射性廃棄物埋設、 高レベル放射性廃棄物一時(永久ではない)貯蔵、原子力燃料の再処理の四事業を展開されている日本原燃株式会社を訪問しました。
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原燃核廃棄物施設意見交換

この企業は、日本原燃(株)でウラン濃縮・高レベル放射性物質の一時保管・低レベル放射性廃棄物の埋設場所・そしてMOX燃料を作る工場でもあります。

高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センターは、フランスやイギリスに送られた後、ガラス固化体となって返却されます。そのガラス固化体を最終処分するまでの間、冷却のために貯蔵する施設です。貯蔵区域や検査室は、厚さ約1.5~2mの鉄筋コンクリート壁で囲まれ、放射線を遮へいしています。なんと30年から50年間冷却するための貯蔵を行い、その後、地下の深い地層中に処分することを基本的な方針としています。

その地下中に処分される場所は「いまだ決まっていない」という現状です。

いまだ決まっていないとは、「最終的に処分する場所が日本にはない」ということで、日本の原子力産業40年たった今でも解決していない問題といわざるを得ません。

また、国内のすべての原子力発電所から出される『核廃棄物』は年間1000トン、しかし、この処理場では年間800トンの処理しかできないということです。ということは、『廃棄物の処理はできない』ということになります。

安定したエネルギーを確保するための原子力エネルギー。しかしひとたび事故が起これば、故郷は失われてしまう。(元)工業人である私も大いに悩むところであります。
美しい地球環境と未来の子供たちの健康のために、なによりも安全を最優先に進めて行くことは当然のこととして、絶対に事故を起こさない鉄壁の設備を用意する必要があります。

次は、東北電力東通原子力発電所の報告に続きます。