このタイミングに・・・

  • 2012
    04/12

日本政府の引き止めにもかかわらずイランを訪問した鳩山由紀夫元首相が、結局、騒ぎを起こしています。

イラン大統領室は、現地時間の8日に、イラン大統領と鳩山元首相の会談直後、「鳩山元首相が『国際原子力機関(IAEA)はイランを含む一部の国に二重基準を適用していて、これは不公平だ』と批判した」と発表しました。これは、イランを激しく非難しながらも、イスラエルの核兵器保有は黙認するIAEAは不公平だという意味として解釈されたようです。

鳩山元首相は9日、帰国後に記者会見し「今回の訪問で、政府の考えている線を逸脱するような発言は一切していない」と必死で言い逃れを強調しているようです。
共同通信によると、鳩山氏はイラン大統領との会談で、IAEAがイランなどに不公平な扱いをしていると指摘したとされるが、鳩山氏は会見で「全くのねつぞうだ。遺憾だと伝えたい」と反論したようです。

しかし、発言をよく検証してみましょう。
鳩山氏は会見でイラン大統領との会談で、自らの発言について「NPT(核拡散防止条約)が核保有国を対象とせず、非核保有国の平和利用を査察するのは公平ではないことは承知しているが、日本は疑念を払うために(IAEAに約50年間協力し)原子力平和利用を進めてきた」と発言しているのです。この発言が「IAEAの二重の基準」に変わったことを示唆しているのです。『公平でないことは承知している』・・・。はっきりと言っています(汗)。

政界は与党・野党ともに大反発を強め、「引き止めたにもかかわらず、まんまと問題を起こしてきた」とし、鳩山元首相を激しく非難しています。
玄葉外相は10日、「昨夜鳩山氏に電話で『元首相ということで外から見られる。そのことについてよく思いをいたしてほしい』と伝えた」そうです。
藤村官房長官もこの日、「発表がねつ造されたのなら本人が抗議して解決するべき」と不快感を表しております。

鳩山氏と言えば、あの米軍普天間飛行場の移設問題で、「基地は国外!最低でも県外!」「トラスト ミー(私を信じて)」といった無責任な発言で日米関係をあれだけの短時間にて悪化させた張本人です。国内においては「私には腹心がある」などと謎めいた弁を弄し、結局申し開きもできぬまま退陣した人物です。
また、自身は「次の選挙には出ない、政界引退する」と言い切った後にすぐさま言を翻したりと、いわゆる「口の軽い政治家」です。
そんな人物が民主党の「外交担当」の最高顧問です。首相の任命責任は当然問われなければならないと思われます。

個人的に申し上げますと、『言った言わないなんて水掛け論はどうでもよい』のです。皆が危惧してたのは、『皆が反対している、この微妙なタイミングに{まんまと}国益を損なうことをして来たという事』です。このシビアな時期に日本国元総理大臣の肩書き背負ってイランに行くという行為自体が『軽率であるという非難をまぬかれない行為』だと申し上げます。

(話題は変わりますが)はっきりと申し上げますが、『ガソリン値下げ隊はどこでなにをやっているのですか!』。これだけガソリン・灯油の価格が爆発的に高騰しているときに、国民の皆様が悲鳴を上げているときに、のぼりを立ててキャンペーンをはった議員はどこでのうのうと暮らしているのか!といいたいのです。
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鳩山氏に対しても、むしろ、こういう結果を出す為に行ったと見るのが妥当かもしれませんね。 こまったものです。