新十津川町の降雨災害現場を視察

  • 2011
    08/15

なに?降雨災害?と聞くと、とんでもない災害でもあったかのような書き方です。しかし、1件でもそのような被害が起きている以上、安心・安全を守るところからかならず改善させなくてはなりません。

8月14日の日中から夜半にかけて降り続いた雨が、農業排水施設を越えて3件の民家に流れ込みました。そのお宅にすぐに伺うと、「あぁ あらとうさん!今回の水(水害)も怖かったよ。」とのこと。
「去年はこのあたり(腰上付近)まで上がってきてね。子どももいなくて助けてくれないからもうダメかと思ったわ。今年も去年のことを思い出して、すぐに消防に連絡したの、そしたらすぐに消防と役場の方が来て土嚢(どのう)を積んでくれた」とありました。皆さん本当にありがとうございます。
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そもそも新十津川町は、明治時代に、郷里の奈良県十津川村が未曾有の豪雨災害にあい、壊滅的な被害を浴びたことから村人が集団で北海道に移住した歴史を有しています。
その、新十津川町で、毎年大雨の度に浸水するところがでるということは、「わが街の歴史を軽視」していないか?と少々不満を隠せなくなります。
現場の詳細は写真のとおり、上部に水稲田があり、土嚢の見えるところが農業排水路となります。排水路も、左奥を見ればわかりますが、約1mの高低差があり、あふれるときはこの土嚢の場所があふれてしまうという形状です。
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そして、左側の一段低いところが、今回、被害に遭われたお宅です。
この農業排水路も、非常に流れが悪く、道をはさんだところにて合流するのですが、なかなか排水されない形状に見て取れました。
すぐに新十津川役場に改善の相談も申し入れたところ、土地改良区にも言わなければならないことがわかり、うかがったところ・・・お盆休みでした。
災害時にお盆休み。
これも今回の課題です。

大雨は、いったん小康状態になったものの、その雨雲はいつまた暴れ始めるかわかりません。
警戒を怠らず、無事故を勝ち取ってまいりたいと決意しております。