JR北海道

  • 2011
    06/14

本日、道議会本会議終了後、宿所に戻るためにJR千歳線を利用しました。私の宿所は北広島にあるのです。
ホームから少々歩き、一両目の先に空席が見つかり、腰を下ろすと発車寸前にもう一人の人影が。
発車時、運転手の横に「いつもはいない誰かの姿」が。これは先日の列車運転手居眠り撮影メール報道を受けての「運転手が居眠りしないように見張る係」なのでしょうか。
いち乗客としてJRに伝えたいこと。それは、(コストを考えれば2倍になるのだから続けることは無理なのでしょうが)運転席に2人配置することではなく、数分遅れることくらいあると思います。人間ですから。しかし、運転手として列車運行の責任を負う者にとって「遅れることより守り抜かねばならないこと」は、安全です。
教員時代、発寒の駅(から北広島まで)を利用しておりましたが、時にこういう放送がかかります。「○○駅にて車両に○○が見つかり、○分遅れております。申し訳ございませんが…」これは、1分や2分でも遅れるときにはかかる放送です。
乗客も、「チッ!なんだよ~遅れるのか~」と、当然イライラはつのるかもしれませんがよく考えてみてください。
「事故を起こし、生命にまで危険を生ずるよりは全くましな事象であること」なのです。
私たちが運転するとしましょう。当然その訓練は受けておりません。次の駅に着くときに1分遅れて、ペナルティを課せられるとすれば、それは大変厳しいペナルティではないでしょうか。車で職場に行かれる方。いつも同じ時刻に家を出発されても、同じ時刻に職場に着くとは限りません。電車の運転ならもっと難しくないですか?それと同じではありませんか?
JR北海道(否、全国の鉄道管理の方に)に申し上げたいこと。
それは、1分2分の遅れを取り戻すために、あまりにも過酷なエネルギーを、運転手に求めないでください。ちょっとくらい遅れたっていいじゃないですか。それよりも、しっかりと「安全」を乗客に与えていただける方が数倍ありがたいです。
これは、我々乗客から意識を変革しなくてはならないかもしれません。「なんだよ~列車遅れかよ~」というところから、「仕方ない。人間が動かしているんだ。安全を担保してくれるのであれば(遅れを)引き受けよう」位の考え方にならねばならないと思います。
観光バス・宅配・時間指定で移動せざるを得ないすべてのプロドライバーの方に「プロとはいえ人間ですもの間違いは起こるかもしれない。しかし、安全だけはプロの腕前を見せてください」と伝いたいところでした。
荒当聖吾